Ⅰ 展示物・子供と生活・軍部関連資料

対馬丸犠牲者の大見謝澄子さん(14歳／那覇国民学校)の遺品。1944年3月23日付で、山城宗雄那覇国民学校長より、那覇国民学校高等科1年生(中学1年生)の時に授与された成績優秀を表彰した賞状。澄子さんは、優秀な子だった。

対馬丸犠牲者の宮里玉子さん(13歳／垣花国民学校)の遺品。1944年1月付で、東條英機陸軍大臣より、垣花国民学校初等科5年生(小学5年生)の時に授与された国防資材の献納を表彰した賞状。玉子さんは、成績優秀で闊達な男勝りの

対馬丸犠牲者の比嘉盛雄くん(13歳／那覇国民学校)の遺品。1943年3月23日付で、親泊政睦泊国民学校長正七位より、泊国民学校初等科6年生(小学6年生)の時に授与された初等科課程修了証書。盛雄くんは、体ががっちりしていて

対馬丸犠牲者の髙良ミツイさん(14歳／那覇国民学校)の遺品。1936年度、久茂地尋常小学校尋常科1年生(小学1年生)の時の通信簿。学業成績や出欠状況、身体状況などが記載されている。成績は、甲・乙・丙・丁の4段階で評価され

対馬丸犠牲者の大城義則くん(12歳／垣花国民学校)の遺品。1943年度、垣花国民学校初等科5年生(小学5年生)の時の通信簿。学業成績や出欠状況、身体状況などが記載されている。成績は、優・良・可の3段階で評価されている。義

対馬丸犠牲者の渡口眞規くん(10歳／天妃国民学校)と眞英くん(8歳／天妃国民学校)兄弟の遺品。1942年5月29日付で、九州の叔父へ宛てた手紙。眞規くんの手紙には、毎日元気に学校へ通っているということや、グライダーの模型

対馬丸犠牲者の渡口眞英くん(8歳／天妃国民学校)の遺品。1943年11月16日付で、満州第七四四部隊柴田隊の高藤一郎さんより届いた、検閲済みの軍事郵便ハガキ。ハガキには、慰問袋の御礼や、頑張って米英を倒すといった内容がつ

対馬丸犠牲者の宮里玉子さん(13歳／垣花国民学校)の遺品。封筒の表には、「那覇市住吉町二ノ七 宮里タマ子殿」と記載されている。裏には、「那覇市松下町二丁目六十一番地 沖縄連隊区司令部」の印が押されている。玉子さんは、成績

対馬丸犠牲者の田港朝賢くん(12歳／泊国民学校)の遺品。兵庫県明石にあった川崎の飛行機会社で働いていた兄(寄贈者)が初めての給料で買い、朝賢くんへおくった雑誌『少年倶楽部』(1943年5月号)の付録。内容は、「少年団員は

対馬丸犠牲者の吉原朝康くん(12歳／垣花国民学校)の遺品。1943年に文部省・大阪書籍株式会社が発行した、国民学校初等科6年生(小学6年生)の算数の教科書。学習内容は、「珠算」、「暗算計算」、「分数」、「比例と反比例」な

1936年に文部省・日本書籍株式会社が発行した、尋常小学校の修身(現在の道徳に相当する)の教科書(復刻版)。内容は、「トモダチ」、「モノ ヲ ダイジ 二」、「オトウサン オカアサン」、「ヨイ コドモ」などの項目が掲載され

1918年に文部省・大阪書籍株式会社が発行した、尋常小学校の修身(現在の道徳に相当する)の教科書(復刻版)。内容は、「ヨク マナビ ヨク アソベ」、「オヤ ヲ タイセツ 二 セヨ」、「カテイ(家庭)」、「テンノウ ヘイカ