熊本県に姉や兄と一緒に疎開した、渡久地吉子さん(疎開時謝花国民学校4年生)による手記。手記には、疎開の見送りに来ていた父や母の顔をみて泣きながら疎開先へ向かったこと、ひもじい・寒い・寂しい思いをした疎開先の熊本県芦北郡湯
続きを読む『嗚々疎開船命拾われ今ありて』
一般疎開で「えさし丸」に乗船し熊本県に家族6名で疎開した、与儀喜裕さん(疎開時13歳)による手記(複写)。手記には、生まれ育った糸満や両親のこと、戦時下の沖縄での暮らし、疎開先の熊本県人吉での生活の様子などがつづられてい
続きを読む『那覇国民学校集団学童疎開について』
宮崎県に学童疎開した、大嶺政一さん(疎開時那覇国民学校高等科1年生)による手記(複写)。1944年9月に慌ただしく「室戸丸」に乗船し疎開先へ向かったことや、敵艦の出没情報で一週間近く瀬底島近くに船が停泊したこと、疎開先の
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