奄美大島調査活動の写真

2018年8月25日~27日の日程で、対馬丸記念会職員が奄美大島(鹿児島県)の宇検村・大和村にて、対馬丸生存者や犠牲者の漂着・埋葬場所の調査、関係者からの聞き取り調査を行った時の写真。対馬丸が撃沈された約1週間後、奄美大島の宇検村・大和村・実久村(現瀬戸内町)の海岸線には、数少ない生存者と多くの犠牲者が漂着した。村民により、生存者は手厚い看護を受け、犠牲者も丁重に仮埋葬・供養された。1950年には、対馬丸遺族団による収骨が行われ、105柱が故郷沖縄へと戻ってきた。そして73年が経った2017年3月、地域で起きた戦争の悲劇を忘れずに後世へ語り伝えようと、宇検村地域住民から慰霊碑建立の声が上がり、宇検村船越海岸に「對馬丸慰霊之碑」が建立された。

資料名 奄美大島調査活動の写真
年代 2018年
数量 29枚
寸法(cm)
受入年度 2018年
受入方法 撮影
提供者 対馬丸記念会