宇検村第1回対馬丸慰霊祭の写真

2017年8月26日、奄美大島(鹿児島県)の宇検村船越海岸「對馬丸慰霊之碑」前にて初めて執り行われた「第1回対馬丸慰霊祭」の写真。慰霊祭は宇検集落主催で行われ、元田信有宇検村長、川渕昌春宇検区長、髙良政勝対馬丸記念会理事長をはじめ、集落住民、久志小中学校児童生徒ら約40名が参列した。対馬丸が撃沈された約1週間後、奄美大島の宇検村・大和村・実久村(現瀬戸内町)の海岸線には、数少ない生存者と多くの犠牲者が漂着した。村民により、生存者は手厚い看護を受け、犠牲者も丁重に仮埋葬・供養された。1950年には、対馬丸遺族団による収骨が行われ、105柱が故郷沖縄へと戻ってきた。そして73年が経ったこの年の3月、地域で起きた戦争の悲劇を忘れずに後世へ語り伝えようと、宇検村地域住民から慰霊碑建立の声が上がり、宇検村船越海岸に「對馬丸慰霊之碑」が建立された。

資料名 宇検村第1回対馬丸慰霊祭の写真
年代 2017年
数量 14枚
寸法(cm)
受入年度 2017年
受入方法 寄贈
提供者 宇検村役場