奄美大島調査活動の写真

2003年11月25日~27日の日程で、対馬丸記念会の渡口眞常理事(現副理事長)らが、対馬丸記念館の展示資料収集調査のため奄美大島(鹿児島県)を訪れた時の写真。写真は、対馬丸生存者・遺族の平良啓子さん(乗船時安波国民学校4年生)らを救助した中原見付さんの六女の中原マツ子さんから証言を採録している模様、対馬丸生存者や犠牲者の漂着・埋葬場所の写真など。対馬丸が撃沈された約1週間後、奄美大島の宇検村・大和村・実久村(現瀬戸内町)の海岸線には、数少ない生存者と多くの犠牲者が漂着した。村民により、生存者は手厚い看護を受け、犠牲者も丁重に仮埋葬・供養された。そして終戦後間もない1950年、対馬丸遺族団による収骨が行われ、105柱が故郷沖縄へと戻ってきた。

資料名 奄美大島調査活動の写真
年代 2003年
数量 10枚
寸法(cm) 10.2×15.1
受入年度 2003年
受入方法 撮影
提供者 対馬丸記念会