2017年3月19日、奄美大島(鹿児島県)の宇検村船越海岸にて執り行われた、「對馬丸慰霊之碑」竣工・除幕式の写真。竣工・除幕式には、対馬丸遺族団(遺族や生存者ら)、浦崎唯昭沖縄県副知事、鎮寺裕人大島支庁長、元田信有宇検村長、伊集院幼大和村長、鎌田愛人瀬戸内町長、川渕昌春慰霊碑建立実行委員長(宇検区長)をはじめ、宇検集落の住民ら約100名が参列した。対馬丸が撃沈された約1週間後、奄美大島の宇検村・大和村・実久村(現瀬戸内町)の海岸線には、数少ない生存者と多くの犠牲者が漂着した。村民により、生存者は手厚い看護を受け、犠牲者も丁重に仮埋葬・供養された。1950年には、対馬丸遺族団による収骨が行われ、105柱が故郷沖縄へと戻ってきた。そして73年が経ち、地域で起きた戦争の悲劇を忘れずに後世へ語り伝えようと、宇検村地域住民から慰霊碑建立の声が上がり、宇検村船越海岸に「對馬丸慰霊之碑」が建立された。
| 資料名 | 宇検村「對馬丸慰霊之碑」竣工・除幕式の写真 | 
|---|---|
| 年代 | 2017年 | 
| 数量 | 57枚 | 
| 寸法(cm) | |
| 受入年度 | 2016年 | 
| 受入方法 | 寄贈・撮影 | 
| 提供者 | 宇検村役場・対馬丸記念会 | 
